New York MITAKAI

 2023年9月6日(水)、約140名の参加者が集う中、ニューヨーク三田会総会をハーバードクラブで開催いたしました。

 今年もご来賓として、東京から伊藤公平塾長ご夫妻にご参加賜りました。当地からは赤樫 陽一ニューヨーク稲門会副会長をお迎えするとともに、慶應ニューヨーク学院からは巽孝之学院長と小谷真理ご夫妻にご参加いただきました。

 まず開会の挨拶・乾杯は杉本健祥(94年経)会長より。ご来賓、総会参加者と実行委員へ謝意を表明した後、今夏の慶應義塾高校の甲子園優勝の快挙を引き合いに、同野球部関係者と球児たちの信念と取り組みこそが、慶應義塾の目的に謳われる「先導者」を体現するよき一例ではなかったかと言及し、これは参加者一同大いに頷くところでした。

 伊藤塾長からは、ここもとの慶應義塾の活動についてお話を賜りました。慶應義塾大学がU7学長会議を主催し、そこで取り纏めた教育関連の提言をG7広島サミット議長である岸田総理へ提出したことや、世界のオピニオンリーダーと交流を持ちリスペクトを受けている塾教員の下で学ぶ学生たちによる、最先端のAI活用やスタートアップへの取り組みに関する大変興味深い事例を披露されました。そして、かつて慶應義塾で学び今は二ューヨークで活躍する三田会会員に対し、若者の教育・次世代育成のためとなる慶應義塾教育充実資金のご紹介と共に、幅広い協力の呼びかけをなされました。

 次に、ニューヨーク稲門会の赤樫副会長は“Chat GPTに聞いた慶應vs.早稲田”という面白い試みを紹介され、その内容について会場から驚きの声、一部悲鳴や爆笑が沸き起こりました。

 ご来賓挨拶の後、今年6月にご逝去された第21代ニューヨーク三田会会長の芦刈 ロイ宏之先生を偲び、菅沼安嬉子連合三田会会長からいただいた哀悼のメッセージが紹介されました。

 本年の総会は宮川 千恵(09文)が司会を担当し、約140名からなる大規模な会を終始スムーズに進行してくれました。会場を埋めた大勢の会員による楽しい歓談の後、杉本会長と司会の進行による恒例の福引抽選も行われ、40名以上の会員へ豪華賞品をお渡しできる運びとなりました。

 会のラストは応援指導部出身の椎野 泰輔(89商)、奈良橋 俊樹(00経)と及川 麻美(07文)によるチャンスパターン/突撃のテーマ、コールケイオウからダッシュケイオウで会場を熱く盛り上げた後、全員が肩を組んで若き血を斉唱し閉会となりました。

 2023年の総会開催に際し、ここでは表せぬほど、沢山の方々から多大なご支援とご協力を頂戴しました。皆様のお力添えで本年総会を開催できましたことに、改めて心より感謝申し上げます。

2023年ニューヨーク三田会総会実行委員長 小宮山 豊(93年文)

Copyright © New York MITAKAI. All rights reserved.